ロンドン中心部にある900年の歴史を持つユネスコ世界遺産で、ひんやりとした石壁、きしむような磨きのかかった教壇、ゆらめくキャンドルを眺めながら感じる静けさに勝るものはありません。このプライベート・ガイド・ツアーでは、ブルー・バッジの資格を持つ専門家が案内しますので、ウェストミンスター寺院で誰が結婚し、戴冠し、埋葬されたのか、その歴史をクイズ形式で質問すれば、彼らは本当によく知っているはずです。ガイドの一人、サリーは、「このゴシック様式の傑作の中を歩くのは、まるで歴史の教科書の中に入り込んだようです。中世のサインのように壁に刻まれたオリジナルの石工の印など、見る場所さえ分かれば、いたるところに魅力的なディテールがあります」。
ベネディクト派の修道士たちが10世紀頃に歩いたであろう、巨大な丸天井の通路です。イングランド最大のゴシック様式の身廊を歩けば、文字通り王族の足跡をたどることになります。1066年のウィリアム征服王以来、英国のすべての君主がここで戴冠し、エリザベス2世やキャサリン・ミドルトン妃を含む16人の王室の花嫁が、あなたが歩くのと同じバージンロードを歩きました。
ガイドが教会に並ぶ様々な墓や記念碑を指差します。アイザック・ニュートンやチャールズ・ダーウィンのような科学者から、エリザベス1世やスコットランドのメアリー女王のような女王まで、3,300人以上がここに埋葬されています」。ヘンリー7世の礼拝堂だけでなく、シェイクスピア、オースティン、ディケンズの記念碑があるポエッツ・コーナーと呼ばれる芸術の先駆者に捧げられたエリアも訪れます。700年前の戴冠式の椅子やローマ時代の棺などの遺物が展示されており、3時間の歴史満載の見学で、たくさんのことを考えることができるでしょう。