ガイドが午前8時30分にクルージュの宿泊先までお迎えに上がり、ルーマニアで最も美しい塩の坑道として有名なトゥルダ塩鉱山の奥深くへご案内します。第二次世界大戦時には対空シェルターとして、共産主義時代にはチーズの熟成施設として、そして現在はトランシルヴァニア独特の地下遊園地として。探検していると、鉱山労働者が残した何百万ものノミやハンマーの跡を目にすることができます。サリナ・トゥルダを訪れれば、トランシルヴァニアの中心で忘れられない体験ができることでしょう。

次に、アプセニ山脈に足を踏み入れると、自然の中に調和して美しく保存されているハンガリーの村、リメテアを発見するでしょう。かつて鉄鉱山と熟練した鍛冶屋で有名だったリメテアは、トランシルヴァニアの豊かな文化遺産を垣間見ることができます。

この日の最終目的地は、アルバ・ユリアにあるヴォーバンの傑作、星型の歴史的建造物アルバ・カロリーナ要塞。トランシルヴァニア最古の教会にある古代ローマ遺跡やハンガリー王家の墓、20世紀にルーマニアとトランシルヴァニアが統一された場所など、この旧帝国軍都は豊かな歴史を誇っています。

夕方にはクルージュに戻り、トランシルヴァニアのミニ・ツアーの締めくくりとなります。