サンタ・エレナという小さな村は、メデジンより高いアンティオキアの山間部(標高2.400m以上)にあります。伝統的な花農家や、16,000ヘクタールの森林と湿地帯を持つアルヴィ自然保護区があります。この地域はメデジンにとって重要な流域であり、地元の人々は「メデジンの緑の肺」と考えています。コロンビアは大規模な花の輸出で有名ですが、サンタ・エレナで栽培されている花は輸出用ではなく、重要な文化的役割を持っています。花祭り(“Feria de Flores”)の生け花は、“Silletas “と呼ばれ、印象的な歴史を持ち、今日ではメデジンの文化的シンボルとなっています。サンタ・エレナの小規模な花農園は、何世代にもわたって家族経営で、現在では独自の伝統を守ることに専念しています。色とりどりの花々が咲き乱れ、多種多様な野菜や果物が実る美しい庭園に囲まれた緑豊かな高原に、農家の家々が建っています。
伝統的な小規模家族経営の花農家を特別に訪問し、「シレテロ」(地元の花農家)とその家族の農園で、このユニークな伝統について深い洞察を得ます。メデジンの花卉栽培の文化や、「シレタ」アレンジメントの歴史的な側面をプライベートな環境でより深く知り、美しい庭園を散策しながら、植物やその起源、文化的背景について学びます。この活動は、サンタ・エレナの花農家のコミュニティに直接利益をもたらしています。