パーダーボルンは、中世の遺跡と現代建築が混在していることで有名です。本館の建築様式はタイムスリップしたかのようです。この街は、モルヒネが発明された場所として歴史的な地図に載りました。19世紀初頭、フリードリッヒ・セルテュルナーという薬屋が、アヘンからこの化合物を初めて分離しました。また、ハインツ・ニックスドルフの生誕地でもあります。ハインツ・ニックスドルフはコンピューター時代のドイツのパイオニアで、この街に会社を設立し、1990年に会社が閉鎖されるまで本社がありました。かつてはヨーロッパ第4位のコンピューター会社でしたが、現在は世界最大のコンピューター博物館となっており、5000年以上にわたる通信と情報技術の歴史が展示されています。ロマネスク様式とゴシック様式の壮大な大聖堂と、街の守護聖人である聖リボリウスが眠る高さ92メートルの塔をご覧ください。ネプトゥンブルンネンの噴水を見たり、3つの切妻屋根のパーダーボルン市庁舎を眺めたり、木と金のシンフォニーが聳え立つ市場教会のバロック様式の主祭壇に驚かされたり。パーダーボルンには見どころがたくさんあります!