能登のガイド付きツアーでは、石庭のような装飾、階段、彫像で飾られた建物でバロック時代にタイムスリップし、シチリア・バロックの首都となりました。ガイド付きツアーは、歴史地区の入り口であるポルタ・レアーレ（Porta Reale）またはポルタ・フェルディナンデア（Porta Ferdinandea）からスタートします。

アッシジのフランチェスコと近くの聖救世主修道院。美しい階段を上ると、素晴らしいフレスコ画や装飾が施された能登で最も美しい内装のひとつを鑑賞することができます。ベネディクト会修道院の隣にあるサンタ・キアラ教会では、漆喰で飾られた柱や使徒像、プッティ像を鑑賞することができます。

ドゥオーモ広場には、18世紀から19世紀にかけて建てられた市庁舎のある荘厳なドゥチェツィオ宮殿があり、フレスコ画の屋根や、鏡が錯覚を起こし、より大きく見える部屋などがあります。このバロック様式の宝石のような大聖堂の前には、巨大なサン・ニコロ大聖堂へと続く階段があります。18世紀に建てられ、長い年月の間に3度崩壊しましたが、多くのフレスコ画が失われても再建されました。美しいファサードには2つの鐘楼があり、1つには鐘が、もう1つには時計があります。さらに、能登を象徴する場所として有名なニコラチ通り（Via Nicolaci）を訪れます。ニコラチ通りにはインフィオラータ（道路に敷かれた花の絨毯）があり、多くの観光客を魅了しています。

バルコニーの下部には、石灰岩に彫られた典型的なバロック様式の彫像、仮面、動物、様々な人物像が飾られています。旧市街の路地を歩くと、かつては能登の市場があったロッジア・デル・メルカートを見ることができます。ガイドツアーの最後には、新古典主義様式のティナ・ディ・ロレンツォ劇場と1700年代に建てられた大理石のヘラクレスの泉があるエレガントな建物を見学します。