この旅では、サントゥボン川に沿ってクルーズし、サラク川デルタ水系を巡ります。ワニ、ミズオオトカゲ、カワウソ、マッドスキッパー、マングローブガニ、エビ、食用クラゲ、貝類などなど。沼地には多くの種類の樹木が生育していますが、なかでも最も重要なのは、地元で「バカウ」または「バコ」と呼ばれる黒や赤のマングローブです。建築の杭として使われるほか、炭としても加工されます。荒れ地と間違われやすいこの地域は、潮の満ち引きによってマングローブが繁茂する豊かなシルトが残り、すべての動植物、水生生物、沿岸生物に影響を与える共生関係を生み出しています。川や河口、浅い沿岸域に生息するイルカ。サントゥボン地域は、この珍しい姿をした海洋哺乳類を観察できるサラワクで最高の場所のひとつです。見られるときは、水深30メートル未満の外洋を泳いだり潜ったりします。イルカを見つけるには鋭い観察眼が必要で、地元の漁船が獲物を引き揚げているそばで戯れるのがベストです！ツアー終了後、ボートクラブに戻り、ホテルへお送りします。

注：イルカ、ワニ、ホタルは野生の生き物ですので、目撃を保証するものではありません。