ユネスコの世界遺産に登録されているマラッカの魅力を存分に味わうことができる1日です。専門ガイドがユニークな見どころを案内し、マレー系民族、中国系、インド系移民、ポルトガル系、オランダ系、イギリス系にまつわる話を聞かせてくれます。
この日は、クアラルンプールを出発し、マレーシアの海岸に下って、何千年もの間、東洋と西洋の十字路となってきた地域の様子を見ることから始まります。1511年のポルトガルの征服に遡る、マレー半島で最初のヨーロッパ人の前哨基地の歴史をガイドが説明します。中国とマレーの伝統がどのように融合し、マラッカ独特のババ・ニョニャ文化が形成されたのか、また、インドの影響がどのようにチティ・コミュニティを生み出したのかをご覧ください。
このツアーでは、マレーシア最古の中国寺院やヒンドゥー寺院に加え、マレーシア最古のカトリック教会、ヒーレン通りの歴史的な家並み、ジョンカー通りの魅力的な店構えを訪れます。マラッカ川沿いの中央広場、廃墟と化したポルトガルの要塞ア・ファモサ(A Famosa)など、オランダ建築のスタットゥイス(Stadthuys)をご覧ください。
また、マラッカの急速な近代化の中で、伝統的な商売がどのように受け継がれてきたかをガイドが説明しながら、マラッカの生きた遺産を紹介します。クアラルンプールへの帰路につく前に、旧市街の通り沿いでお気に入りの屋台でマラッカ料理独特の味をお試しください。