旧港の目の前にあるカパルエストの桟橋で集合し、セーリングツアーを開始する。コロンバス号に乗船すると、出航前にクルーが簡単な安全説明を行う。
リシュリューの塔やブート・デュ・モンド灯台など、湾内のさまざまなモニュメントを眺めながら海峡を進む。湾内に入ると、クルーは帆を広げ、エンジンを停止する。穏やかな雰囲気を楽しみながら、波に優しく揺られよう。乗組員とおしゃべりし、地元の環境、歴史、航海生活について学ぶ。3時間後、2つのタワーの間を最終的に通過した後、ドックに戻る。
コロンバス号は歴史と海洋遺産に満ちたヨットだ。この18メートルの大型モノハルは、ラ・ロシェルのピンタ造船所で建造された。1992年にロシュレのオーナーであるジャン=イヴ・テルラン船長とともにヴァンデ・グローブに参加したときから、この船はオーシャンレースを生業としている。
2000年代初頭、この船は海洋環境の保護に特化した探検ヨットに生まれ変わった。シーシェパード、WWF、BLOOMとともに環境と海洋を守る数々のミッションでよく知られている。今日もラ・ロシェルで乗客をもてなす際、一般の人々を魅了し、意識を高め続けている。