道春寺は毛利元就の菩提寺であるが、この地に1404年に大内盛見が家内安全と繁栄を祈願して建立した古寺「国清寺」があった。毛利氏が包丁に移った後、毛利隆元の菩提寺となったが、後に元就の菩提寺となり道春寺と改称された。現在の道春寺本堂は江戸時代の焼失・再建であるが、門は国真寺創建当時のものとされる。江戸時代以降に門の材質に手が加えられている部分もあるが、造りはしっかりしており、特に彫刻のない大きな木製の蛙は当時の禅宗様式の門の特徴である。屋根は切妻桟瓦葺きであるが、当初は檜皮葺きやこけら葺きであったとみられる。

山口市にある一の坂川は、室町時代に京都の鴨川を模して造られた川で、春には桜が咲き、夜にはライトアップされて夜桜が楽しめます。初夏には国の天然記念物に指定されているホタルが乱舞する姿が見られ、毎年5月下旬から6月上旬にかけて「ホタル観賞ウィーク」が開催されます。

町家が立ち並ぶ竪小路の脇には、朱塗りの大鳥居が印象的。 本殿は応安2年（1369年）、京都からの勧請により大内孝誉が創建。当初は縦の路地に社殿を建てたが、水上へ移された。その後、永正6年（1519年）、大内義教が高峰山麓に大神宮を造営した際に、本殿も同じ場所に移され、社殿も新築された。

龍福寺は、1206年に大内光盛が創建した臨済宗の寺院です。もとは白石にあり、宝珠山瑞空雲寺と称していました。1336年に大内広直が再興し、菩提寺となりました。その後、享徳3年（1454）大内教広が摂津上人を寺に迎え、曹洞宗の寺と改め、瑞空雲山龍福寺と改名しました。その後、大内義隆が後奈良天皇に勅願して寺を再建しましたが、天文の乱中の1551年に火災で焼失しました。 1557年4月、毛利隆元が義隆の菩提寺として大内館の地に龍福寺を再建しましたが、1881年に禅堂と山門を残して焼失しました。再建にあたり、本堂は大内氏の菩提寺であった広隆寺から移築されたもので、1954年に国の重要文化財に指定されました。

西門前、童子門前、米屋町、中市、大市、駅通り、新町の7つの商店街が一体となった商店街です。東西約700メートルのアーケードと南北の県道194号線を中心に駅前に広がります。山口祇園祭、山口七夕提灯祭り、山口天神祭などのお祭りもここで開催されます。

ここで休憩していただけます。リラックスしていただけるように茶室もございます。