グロッタ・デル・ブエ・マリーノ（海牛の洞窟）は、70km以上内陸に広がるカルスト地形の一部で、その名前は、子アザラシの乳離れのためにこの洞窟を利用していた羊飼いたちが、モンクアザラシを「ス・オエ・マーレ」と呼んでいたことに由来しています。洞窟は北と南に分かれており、淡水と海水が混ざり合う様子がはっきりと見え、洞窟の入り口付近でも、湧き上がる海水が見事な反射を生み出しています。洞窟の南側の支流は、人工的に照明され、広い木製の歩道橋が架かる約800メートルの道を、専門ガイドの案内で見学することができます。

グロッタ・デル・ブエ・マリーノの運営会社により、洞窟の開放時間が変わることがあります。