JR長野駅でガイドと合流し、ツアーバスに乗り込み、伝説の立山黒部アルペンルートへの旅が始まる。10:15頃に扇沢駅に到着し、登山の準備をした後、11:00に関電トンネルのトロリーバスに乗り込む。
最初の目的地は黒部ダムだ。1956年から1963年にかけて建設されたこの巨大な構造物は、1000万人もの労働力を必要とし、日本で最も高いダムである。国の誇りであり、人間が自然を征服しようとする試みの象徴でもあるこの山では、山頂を目指す次の旅に出発する前に、周囲の山々の美しい景色を眺める時間を楽しもう。
次に立山ロープウェイに向かう。標高差1700m、終点の大観峰まで上り、最終トロリーバスで室堂へ。標高2450メートル、日本一高い場所にあるこの駅は、人を寄せ付けないドラマチックな風景の中にある孤立した前哨基地だ。頭上20メートルにそびえる象徴的な雪の回廊を散策しよう。1時間半から2時間の自由時間で周辺を散策し、美術館を見学してから長野に戻る。