ウィンストン・グレアムのシリーズを映画化した2015年のBBCドラマ『ポルダーク』は、コーニッシュの風景と海岸線のドラマチックな美しさを見せてくれる。ロス・ポルダークの世界に足を踏み入れ、コーンウォールのポルダーク・ツアーで、番組で登場した息を呑むようなロケ地を訪れてみよう。最初に訪れるのは、BBCの新シリーズ『ポルダーク』でトゥルーロ港のロケ地として使われた、美しい手つかずのジョージ王朝時代の港だ。ここから、本物のトゥルーロとファルマスを通り過ぎ、西の果てへと下っていく。
その後、ミナック・シアターまで数マイル移動し、そこからシリーズ1で使用されたビーチとシリーズ2で使用されたポースカーノ・ビーチを見渡すことができる。ここからの眺めは他の追随を許さず、コーンウォールを代表する写真スポットのひとつだ。その後、さらに西に向かい、シリーズ1でピルチャード・ボートのシーンに使われ、デメルザがロスが早朝に泳いでいるのを見張った場所でもある美しい入り江を訪れる。シリーズ1ではマークスが船でフランスに脱出した場所としても使われた。その後、この地域で評判のパブやレストランで昼食をとる。
昼食後、手つかずの鉱山の町セント・ジャストを通り、ボタラックへと向かう。この農家「Botallack Manor」は、1970年代のオリジナル・シリーズでロス・ポルダークスの家「Nampara」として使われた。ボタラックのドラマチックな崖の上や、使われなくなったエンジンハウスや鉱山の建物は、ウィール・レジャーやウィール・グランブラーのロケ地として使われている。ボタラック(Botallack)は、この日のツアーの最後の場所であり、ここから風光明媚な海岸沿いの道をセント・アイヴス(St Ives)へ向かい、ロンセストン(Launceston)へは18:00頃に到着する。