世界的に有名な建築家フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーが設計した傑出した建物、森の螺旋(Waldspirale)をご覧ください。アール・ヌーボー建築で有名なこの街を堪能し、ヘッセン大公エルンスト・ルートヴィヒが設立した芸術家コロニー、マティルデンヘーエや、1905年に公爵の結婚祝いに贈られたウェディング・タワーをご覧ください。19世紀以降、ダルムシュタットは研究やハイテク企業の拠点となり、たとえばフランクフルト空港近くのハイテクセンターは欧州宇宙機関(ESA)が利用することで知られています。1997年以来「科学の街」と呼ばれるこの街には、化学、製薬、IT、バイオテクノロジー、テレコミュニケーション、メカトロニクスの各業界の巨頭が多数進出しています。中世から宇宙時代まで、ドイツが、そしてヨーロッパが、どれほど進歩してきたかを実感できる場所であることは間違いありません。