02日目：ラゴス-バダグリ-アベオクタ
朝食後、ラゴスの西、ベナン共和国との国境にある海岸沿いの道路沿いのバダグリへ日帰り観光。
バダグリーは15世紀初頭にギニア湾沖のラグーンに築かれ、その保護された港は、ブラジルを中心とするアメリカ大陸への奴隷輸出の重要な港となりました。到着後、旧奴隷市場、奴隷貿易博物館と遺物、セリキ・アッバース屋敷（奴隷バラコン）、グベレフ・ビーチ（奴隷の乗船場）などを含むバダグリ「奴隷街道」ツアーに出発し、アベオクタへ。
朝食後、イバダンへ。途中、オグン州最大の都市であり州都であるアベオクタを訪問。アベオクタの原住民はエグバ族。その後、他のヨルバ族のメンバーもこの街にやってきました。歴史的なオルモ・ロックや、有名なアディレの織物を売る行商人が集まるイトク市場などを見学します。アディレ織物とは、ナイジェリア南西部のヨルバ族の女性たちが、さまざまなレジスト染めの技法を用いて作る藍染めの布のこと。また、伝統的な薬が売られている市場のフェティッシュ屋台も訪れます。昼食はオバサンジョ・ライブラリー・コンプレックスにて。昼食後、イバダンに向けて出発。到着後、ホテルにチェックイン。夕食、夜は自由行動。
泊 ゴールデン・チューリップ・ホテルまたは同等クラス
-04日目：イバダン～イレ・イフェ～オショボ
朝食後、オショグボへ向けて出発。途中、ヨルバ文明発祥の地として知られるイレ・イフェを訪れます。ヨルバ民族によれば、イフェはオドゥドゥワとオバタラが、最高神オロドゥマレの指示によって世界の創造を始めた場所。イフェのオニの宮殿を訪れます。オニはヨルバランドの精神的な長であり、最高位の王です。その後、イフェ博物館、イフェを敵から救った著名な女戦士モレミ・アジャソロ女王の像、歴史的なオランミヤンの一枚岩を訪れ、「土地の長老たち」に混じって先祖を讃え、偉大なオランミヤンの戦士王にまつわる言い伝えを語るための飲み物と沐浴を楽しみます。
ヤムイモ、キャッサバ、穀物、綿花、タバコなどの栽培が盛んな農村地帯に位置するオスン州の中心都市オショグボへ。到着後、オスン川沿いで毎年開催されるお祭りの会場としても知られるこの重要な町を観光。この祭りは、ユネスコの世界遺産に登録されている川の女神オスンの聖なる木立を中心に行われます。オスン・セイクリッド・グローブの密林は、ナイジェリア南部に残る原生林のひとつ。ヨルバの神々の一柱である豊穣の女神オスンの住処とされるこの木立と蛇行する川の景観には、オスンや他の神々を祀る聖域や祠、彫刻、芸術作品が点在しています。聖なる木立は、すべてのヨルバ人にとってアイデンティティの象徴とみなされています。これは、かつてすべての集落の外に聖なる木立を設ける習慣が広まっていたことを物語っています。
