ダンビロン城では、スコットランドの古い伯爵位の一つであるサザーランド伯爵と 公爵の豪勢なライフスタイルを垣間見ることができます。城内の宴会の間や、居住部屋、大広間を歩いて回れば、当時の品物を見ることができます。きれいに手入れされた庭園でリラックスしたり、猛禽類のショーも見逃せません。ダンビロン城は、1235 年頃にスコットランド北部のドーノック湾を見下ろす崖の上に建てられました。
おとぎ話に出てくるような城の外観を鑑賞しましょう。砲塔、塔、尖塔のあるその姿は、フランスの城に似ています。立派なエントランスを通ってトロフィーが飾られた階段を上ると、 189 室もの部屋が待っています。その内の約 20 部屋を、ガイドなしで見て回ることができます。
木製のパネルで装飾されたダイニングルームでは、伯爵や公爵が食事をしているところを想像してみましょう。音楽室では、グランドピアノとポートレートギャラリーを見ることができます。図書室には 10,000 冊の蔵書があり、お針子の部屋にはサザーランド伯爵家の衣服が展示されています。軍人の部屋に展示された甲冑や式服、武器は見どころ。さらに伯爵の書斎には秘密の出入口があります。
1850 年にビクトリア朝時代の建築家、チャールズ バリーが設計した幾何学式庭園も歩いてみましょう。噴水や池、左右対称の生け垣などのレイアウトは、フランスのベルサイユ庭園の影響を受けていると言われていいます。庭園内では鷹狩りが行われています。鷹やハヤブサ、フクロウなどの猛禽類を使った鷹匠による空中ショーを毎日見ることができます。
古い避暑用別荘を利用したキャッスルミュージアムでは、城のかつての住人について学ぶことができます。その他に、狩りで捕まえた動物の剥製や、古代ピクト族の象徴である石だけでなく、1869 年にストラス キルドナンの谷で起きたゴールドラッシュに関する文化財なども見ることができます。
ダンビロン城は、電車のダンビロンキャッスル駅から歩いて 5 分。鉄道はインヴァネス新しいウィンドウで開くにも通じています。宿泊施設がある最寄りの街は、ブローラと」ゴルスピー新しいウィンドウで開くです。自動車で城に行く場合は、入り口にある大きな無料駐車場を利用できます。
ダンビロン城は 3 ~ 10 月まで毎日公開しており、入場料が必要です。詳細は、城の公式ウェブサイトで確認してください。