珍しい動物、言葉を失うほど美しい景色、ビーチ、ウォーター スポーツ。マダガスカルは、野生生物とアウトドア アドベンチャーの宝庫です。半世紀以上もフランスの植民地だったマダガスカルは、自然はもちろんのこと、ヨーロッパのような街並みも見どころ。マダガスカルはインド洋のアフリカ東岸沖に位置し、世界で 4 番目に大きい島です。

マダガスカルの魅力の 1 つは動植物。マンタディア アンダシベ国立公園を訪れると、色鮮やかなカエルや、キツネザルの中でも最大種であるインドリに出会えます。そしてアンバー山国立公園では、自在に色を変化させるカメレオンや珍しいランを見ることができます。アンツカイ植物園もおすすめ。ここには 900 種以上の植物が育ち、その多くが食べ物や薬として使われています。バオバブの並木道はその名の通り、背の高いバオバブの木が道に沿って並んでいます。スパイニー フォレストにはタコの足のような不思議な木があります。見るものすべてが刺激的で、驚きの連続です。イタジー湖の湖岸をハイキングすると、起伏のある丘に囲まれた素晴らしい滝を見ることができます。

海岸線が 5,000 km ほどもあるマダガスカルは、ビーチ好きにとってはパラダイス。アナカオの白砂のビーチでくつろいだり、ツィマナンペツツァ国立公園の塩湖へ行ったり。リバヌナ ビーチでサーフィンを習ったら、ラヴァヌヌの大波に挑戦。ミツィオ群島の澄み切った海では、バラクーダ、マンタ、ヒトデと一緒に泳げます。サント マリー島からボート ツアーに参加して、イルカやザトウ クジラを観察。運が良ければクジラの大ジャンプを見られるかもしれません。

マダガスカルの街には、フランス統治時代の面影や先住民の歴史が残っています。首都アンタナナリボでは、活気溢れるマーケットや一際目立つ女王宮に足を運びましょう。アンツィラベでは、地元の職人たちが、おもちゃ、ジュエリー、織物などを売っています。マダガスカルで最も神聖な場所とされるアンブヒマンガでは、石の門や王宮を見て回りましょう。

熱帯性気候のマダガスカルは、11 月から 3 月はモンスーンとサイクロンが多い雨季、4 月から 10 月は乾季です。現在の天候状況を事前に必ず確認しておきましょう。

マダガスカルを訪れるには、イヴァト国際空港を利用します。空港からアンタナナリボまでは車で 25 分ほど。島を見て回るには、ツアーに参加するか、ジープをレンタルします。マダガスカル旅行にはそれなりの費用が必要ですが、ここで思い出はプライスレス。かけがえのない経験ができることでしょう。