投稿者 : トラベル ライター、投稿日 2015 年 7月7日

「地球に食料を、生命にエネルギーを」ミラノ国際博覧会が開催

イタリア・ミラノでは「ミラノ国際博覧会2015」が開催。テーマは「地球に食料を、生命にエネルギーを」で、博覧会には140以上の国と地域が参加しています。

会場では各国のパビリオンが併設されており、日本パビリオンでは懐石料理、トルコ・パビリオンではトルココーヒーやバクラヴァといったデザート、韓国パビリオンではキムチやビビンバ、ブラジル・パビリオンではアサイーなどを使ったスムージー、アメリカ・パビリオンではバーベギューなど、その国を代表する食べ物が楽しめます。

また、「食」に関する様々な特別企画も用意されており、例えば、日本パビリオンでは、元日本代表の中田英寿氏がプロデュースした日本酒バーが期間限定でオープンしたり、イタリアのピザ職人が会場の大通りで長さ1600メートルという世界最長のピザ作りに挑戦したりと、ここでしか体験できないユニークな企画が常に行われています。さらに、手をかざすだけで食品のデータや値段が画面にディスプレイされるというスーパーマーケット、 自転車をこぐことによって音楽が流れたり、噴水が発射したりするキッズ・エリア、さらに巨大なネットの上を歩くことができるブラジル・パビリオン、パンで作られた実物大のパン・ハウスがあるミラノ・トリエンナーレ(美術館)なども、ミラノ国際博覧会の見所としてあげられています。

イタリアで世界博覧会が開催されているのは実に100年ぶり。なお、ミラノ博覧会は、2015年10月31日まで。