「地球に食料を、生命にエネルギーを」ミラノ国際博覧会が開催
イタリア・ミラノでは「ミラノ国際博覧会2015」が開催。テーマは「地球に食料を、生命にエネルギーを」で、博覧会には140以上の国と地域が参加しています。
会場では各国のパビリオンが併設されており、日本パビリオンでは懐石料理、トルコ・パビリオンではトルココーヒーやバクラヴァといったデザート、韓国パビリオンではキムチやビビンバ、ブラジル・パビリオンではアサイーなどを使ったスムージー、アメリカ・パビリオンではバーベギューなど、その国を代表する食べ物が楽しめます。
また、「食」に関する様々な特別企画も用意されており、例えば、日本パビリオンでは、元日本代表の中田英寿氏がプロデュースした日本酒バーが期間限定でオープンしたり、イタリアのピザ職人が会場の大通りで長さ1600メートルという世界最長のピザ作りに挑戦したりと、ここでしか体験できないユニークな企画が常に行われています。さらに、手をかざすだけで食品のデータや値段が画面にディスプレイされるというスーパーマーケット、 自転車をこぐことによって音楽が流れたり、噴水が発射したりするキッズ・エリア、さらに巨大なネットの上を歩くことができるブラジル・パビリオン、パンで作られた実物大のパン・ハウスがあるミラノ・トリエンナーレ(美術館)なども、ミラノ国際博覧会の見所としてあげられています。
イタリアで世界博覧会が開催されているのは実に100年ぶり。なお、ミラノ博覧会は、2015年10月31日まで。
イタリアに関するその他の記事
北イタリアのミラノといえば、ファッションとデザインの街。イタリアの他都市と比べると洗練された雰囲気があり、通りを歩く人の装いがどこかおしゃれに見えるのも気のせいではないはず。せっかくミラノを旅行するなら、そんな最先端のモードの雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
イタリアといえば、まず頭に浮かぶのはミラノやベネチア、フィレンツェ、ローマといった世界を代表する観光都市。これらの都市はもちろん素晴らしいのですが、イタリアの魅力はそれだけではありません。イタリアにはヨーロッパ屈指のリゾートエリアが点在しているんです。都市観光に1~2日をプラスして、ヨーロッパスタイルの優雅なリゾートバカンスを堪能してみてはいかがでしょう?
ミラノは、イタリア旅行の際に空の玄関口となる街。そのため日本はもちろん、世界中から多くの観光客が集まります。ただ、ミラノはローマやフィレンツェなどとは少し雰囲気が異なるため、どこを観光すればいいか迷う人も多いようです。 今回はそんな人に向けて、ミラノの定番スポットを1日で回るコースをご紹介しましょう。イタリア旅行を計画する際の参考にしてみてください。
誰もが訪れる定番の都市ではなく、少し足を伸ばして観光地ではないイタリアの空気を感じたい。そんな人には、トスカーナ州中部にあるシエナがおすすめです。 ローマやヴェネチアなどのような超有名都市ではありませんが、そのぶん観光客の姿が少なく落ち着いていて、イタリア本来の雰囲気を感じられる街です。今回はこのシエナの見どころやグルメ情報、楽しみ方などをまとめました。
トスカーナの古都シエナからローカルバスに乗って1時間とちょっと。丘陵地帯を抜けた先にはピエンツァという小さな街があります。日本での知名度はまだまだですが、世界遺産にも登録されているオルチャ渓谷の絶景に包まれ、さらにローマ法王ゆかりの地でもあることから多くの人が訪れる場所です。 大都会の喧騒をはなれ、トスカーナの田舎で一味違ったイタリアの空気を感じてみたい。ピエンツァはそんな方にぜひおすすめしたい街です。その楽しみ方や見どころなどをまとめてお伝えしましょう。