Hotels.com、「ホテルに関する国際調査」を発表

スマートミラーやAIコンシェルジュなど、ホテルの最新テクノロジーを調査
日本のホテルは「翻訳・通訳アプリ」の導入に高い関心あり

Hotels.comは世界の450軒以上のホテルを対象に、毎年恒例の「Hotel Room Innsights – ホテルに関する国際調査」を実施しました。

スマート照明やWi-Fi、客室内エンターテインメントシステムなどの利用方法について、ホテルの約半数(52%)がチェックイン時に口頭での説明を実施しています。

天気予報やニュースが表示されるスマートミラー、センサー付きの水栓や水温調整機能、水の使用量に応じて色が変わるスマートシャワー、最新型の高機能トイレ、音声操作でのお湯張り機能、車椅子利用者向けのバリアフリー対応設備など、多くのホテルで「バスルーム」へのテクノロジー導入が進んでいます。

 最新テクノロジーを導入するホテルが増える中、宿泊客が使いこなせないケースも。そのため、52%のホテルでは「チェックイン時に口頭での説明を実施している」と回答しています。一部のホテルでは、導入したテクノロジーやロボットなどを撤去する動きもあり、人によるサービスの価値が再評価されています。

 世界のホテルでは、AIコンシェルジュやロボットによる調理・清掃・荷物運搬などの導入が検討されています。一方、日本のホテルでは、インバウンド旅行者の増加などを背景に、言語の壁を解消する手段として「翻訳、通訳アプリ」の導入に関心が高まっていることがわかりました。

Hotels.comの最新機能

客室のスマート化が進む中、Hotels.comでは予約体験の利便性向上にも力を入れています。 Hotels .comアプリ内の「プライスアラート」機能では、気になるホテルの料金が変動した際に通知が届くため、旅行者はタイミングを逃さずにお得な予約が可能です。さらに、AIを活用した検索フィルターにより、希望条件に合ったホテルをスムーズに絞り込むことができ、旅の計画をよりスマートにサポートします。

*調査期間:2025年7月1日~8月1日
調査方法:Hotels.comの提携ホテルにオンラインアンケートを送付
有効回答数:450件

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