日本、休暇中のステイホーム率が3年連続世界一!

 世界の大手総合旅行ブランドの一つであるエクスペディアでは、毎年恒例の「有給休暇の国際比較調査」リリース第二弾を発表します。第一弾のプレスリリースと合わせてご確認ください。

2022年10月から新型コロナウイルス感染症による水際対策も緩和され、徐々に日常生活が元に戻ってきたものの、まだまだ影響が続いた2022年。直近で取得した休暇については、日本で働く人の半数近くが「旅行せず、ステイホーム」したと回答、3年連続で世界で最も多い割合となりました。また、20%が2023年も最低でも1回は、「休暇中に旅行せず、ステイホームをする予定」と回答しています。

最も楽しみにしている旅行は「夏休みの旅行」

ステイホームする人が多いという結果の一方で、日本で働く人の37%が2023年の旅行を「すでに予約済み」と回答。内訳としては20%が国内旅行、10%が海外旅行、7%が国内・海外旅行の両方を予定している結果となりました。また、今年最も楽しみにしている旅行について、半数近くが「夏休みの旅行(48%)」と回答、これは世界で2番目に多い割合でした。

2023年、最低でも1回は「旅行せず、ステイホームをする予定」である傍ら、3人に1人は旅行を計画しており、休暇の過ごし方が多様化していることが伺えます。

休暇に対する考え方について、82%が「以前にも増して、休暇を大切にするようになった」と回答。2021年の調査では同様の回答が77%という結果であったことから、休暇を大切に考えている人が増えていることがわかりました。また、76%が「休暇後はポジティブな姿勢で仕事に取り組める」、73%が「休暇後は仕事に対するモチベーションが上がる」と回答、休暇による良い影響も実感しているようです。

また、「次の休暇で求めていること」について、最も多かった回答は「満足感やウェルビーイング(33%)」でした。休暇を取り、心身ともにリフレッシュすることで、仕事へのパワーを養っていきたいのかもしれません。

※過去の調査結果の詳細は最後のページにまとめています


調査について :

エクスペディアでは、世界中の人々のワークライフバランスを調査するため、有給休暇・国際比較調査を 2000 年から継続して実施して参りました。今年で 23 年目となる本調査は、北米・中南米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域の 14,527 名を対象に、国際的な戦略的調査会社 Northstar Research Partners がエクスペディアに代わり、2023年2月9日~3月3日の期間にオンラインで実施したものです。世界平均の許容誤差から判断すると、許容誤差1~4%、信頼度 90% は統計的に有効であるとされています。

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