内子町の中心駅・内子駅。内子町は、江戸時代から明治時代にかけて木蠟の生産で栄えました。内子駅から徒歩で20分ほどの八日市・護国地区には、重要伝統的建造物群保存地区として当時の面影が残されています。
八日市・護国地区の伝統的な街並みの中にあるのが、木蠟資料館・上芳我邸。かつて製蠟業者として財を成した上芳我家の屋敷です。重要文化財に指定されており、江戸から明治の風情を感じさせる10棟の建物が現存しています。収蔵庫には、重要有形民俗文化財に指定された「内子及び周辺地域の製蠟用具1,444点」が大切に保管されており、一部は展示されています。
内子駅から歩いて10分ほどの場所にある内子座は、大正5年に創建された芝居小屋。現在でも実際に使われており、毎年文楽の定期公演が行われるほか、落語なども開催されることがあります。また花道や舞台に立ったり、地下にある奈落を見学したりすることも可能。実際の舞台に立って、大正昭和の役者気分を味わってみませんか?
内子駅周辺で宿を探しているなら、明治・大正の街並みが残るエリアで、古民家風の宿泊施設を利用するのも良いかもしれません。ぜひエクスペディアで、条件に合った宿を見つけてください。