オセアノグラフィックはヨーロッパ最大級の水族館。広大な敷地はいくつかのエリアに分かれ、それぞれ世界の主要な海洋生態系を表しています。ベルーガ イルカ、サメ、セイウチ、ペンギンを始めとする数百種の生き物を観察できるだけでなく、独自の方法で動物に触れあえる楽しいアクティビティにも参加できます。
建物は上下の 2 層構造になっており、その建築デザインにも注目してください。上階の「サーフェス」はいくつもの建物と、池を取り囲む造園エリアがあります。中でもフェリックス カンデラが設計したアンダーウォーター レストランは最も目を引く建物で、スイレンをモチーフにしています。カンデラはアクセス ビルの設計も手掛けています。ここにインフォメーション デスクとミュージアム ショップがあります。下の階には動物の展示のほとんどが集まっています。施設全体で 45,000 種を超える水の生物が飼育されています。
「紅海」という巨大なホールには、紅海で通常みられる生き物たちの水族館が。近付いてみると、ホールの屋根がホタテ貝の形をしていることが分かります。デモンストレーションにも参加してみましょう。水槽の中でダイバーが生き物たちに餌を与える様子を見ることができます。
ドルフィナリウムは必見。5 つのプールがあり、2,000 名の観客を収容できる世界最大級のイルカの水族館です。
素晴らしいショーも見応えたっぷり。「サメとの遭遇」では、資格を持つスキューバ ダイバーが、メジロザメがうようよいる水槽で泳ぎ、サメ、マンボウ、その他数十種を手懐けます。「サメとお泊り」という、水槽のトンネルで一晩を過ごせるお子様向けのイベントもあります。
食事は、魅力的なアンダーウォーター レストランで。上の階なら人工池の中央にある島で、下の階なら水槽とカラフルな魚たちに囲まれて、食事ができます。
オセアノグラフィック水族館へは、バレンシアの旧市街からバスか地下鉄で行くことができます。芸術科学都市の共通チケットなら、水族館の入場料も含まれています。