瀬戸内海に面する今治市は、高輪半島の東北部と伯方島・大島・大三島などの島々から構成されており、中心駅はJR予讃線の今治駅です。
1604年に城作りの名人・藤堂高虎によって築城された今治城は、堀に海水を引き入れている全国でも珍しい城です。現在の城は1980年に再建されており、天守閣の展望台からは、しまなみ海道の来島海峡大橋や瀬戸内海が一望できます。また、武具、甲冑、刀剣などの展示も充実しており見応えは充分。今治城までは、今治駅からバスで約7分です。
日本総鎮守であり、全国1万社あまりの分社を持つ大山祇神社は、今治駅から車で40分ほどの場所にあります。静かな境内には、誰もが息を呑む樹齢約2,600年の神木・大クスノキがあります。しかも神社内のクスノキ群は国の天然記念物、本殿、拝殿は重要文化財です。さらに注目すべきは、源氏や平氏などの武将たちが武運を祈って奉納した甲冑の数々。全国の国宝・重要文化財の指定を受けた武具類の約8割が集まっているという圧巻の展示は、貴重な歴史体験となるはずです。
今治への観光なら、市内に加え松山・西条市周辺の宿泊施設も検討してはいかがでしょう。エクスペディアのホテルリストの中に、きっとあなたの次のステイ先が待っています。