ウィリアムズバーグ橋はイースト川にかかる歴史的な交通の要所。車も自転車も歩行者もそれぞれ専用道路があるほど広い橋です。実はニューヨーク市内の歩行者専用道路の中でも屈指の利用者数を誇ります。橋の装飾や川と摩天楼の美しい景色を眺めながらゆっくり渡りましょう。
橋を支える鉄の塔は高さ 94 m。橋のメイン スパンは 488 m もあります。橋の周辺の行政区を移動するには、自転車でこの橋を行ったり来たりするのが便利です。
橋の中央で一休みして、イースト川と周辺の名所を一望する素晴らしい眺めを堪能しましょう。高い所にあるデッキは、ブルックリンとマンハッタンの写真を撮影するには絶好のスポットです。ブルックリン海軍工廠が見渡せるうえ、自由の女神像もわずかに見えるはず。角度によっては自由の女神と有名なブルックリン橋を 1 枚の写真に収めることもできます。ウィリアムズバーグ橋は付近の他の橋に比べると交通量が少なめです。
ウィリアムズバーグ地区のマーケットやお店をのぞいてみましょう。レストランやカフェもたくさんあるので、橋を渡った後で立ち寄ってひと息入れてみては。ブルックリンから橋を渡ると、“Leaving Brooklyn, Oy Vey!” (ああ、さらばブルックリン) というイディッシュ語を使った面白い標識が目に入ります。ブルックリンに多いイディッシュ語系住民のための遊び心です。
1903 年の開通当時には世界最長の吊り橋だったウィリアムズバーグ橋。今では「ウィリー B」という愛称で親しまれています。
さらに 100 年間はこの橋を利用できるように、ニューヨーク州は 1990 年代に 6 億ドル以上を投じて大規模改修工事を行いました。車も歩行者も通行料は無料。24 時間通行できます。
ウィリアムズバーグ橋は、イースト川をまたいでマンハッタンのロウアー イースト サイドとブルックリンのウィリアムズバーグ地区を結んでいます。東側の入口へは地下鉄のマーシー アベニュー駅で降り、徒歩でラガーディア プレイグラウンドを抜けていきます。西側の入口の最寄り駅は地下鉄エセックス ストリート駅です。