世界でも指折りの歌劇場であるウィーン国立歌劇場。夜には、素晴らしい公演を楽しみ、昼には、壮麗な建物を見学することができます。ルネサンス様式のファサードと印象的な像と魅力的なタペストリーで飾られたきらびやかな内部装飾をじっくりとご覧ください。
1869 年に完成したウィーン国立歌劇場 (ヴィーナー シュターツ オーバー) は、都市大改造計画の一環として、ウィーン中心部のリングシュトラーセに建てられた建築物です。第二次世界大戦で破壊されたのち、1950 年代に全面的に改修されて、元の優雅な姿を取り戻しました。現在、ウィーン国立歌劇場ではほぼ毎日公演が行われています。年間 50 もの歌劇団が舞台に立つという演目の幅広さでも、世界屈指の劇場です。
中に入る前に、まずは、ファサードの 2 階建ての柱廊を眺めて、馬に乗った女神の像や、柱廊にあるハプスブルク家の紋章を探してみましょう。
中に入り、大きな中央階段を上ると、欄干には音楽や彫刻などの 7 つの芸術を象徴する大理石の立像があり、上を見上げると、「賞賛と認識」として知られる見事な天井画がご覧いただけます。皇帝フランツ・ヨーゼフがかつてお茶を楽しんだ金色に輝く豪華な広間、ティーサロンものぞいてみてください。
劇場の建物や歴史について興味のある方は、ガイドツアーに参加されるといいでしょう。さらに詳しく知りたい方は、共通券を購入して、近くにあるウィーン国立歌劇場博物館へどうぞ。
オペラに興味のある方は、チケットを入手して、この世界屈指の歌劇場でぜひ観劇を。広い観客席は 2200 人収容することができ、4 分の 1 が立見席となっています。良い席はすぐに売り切れてしまうので、早めのご予約をおすすめします。
ウィーン国立歌劇場は、ウィーン中心部のリングシュトラーセ沿いにあるカールス広場から少し歩いた場所にあり、公共交通機関や徒歩で行くことができます。ケルントナーリング ガレージは、最長 8 時間まで割引料金での駐車が可能です。英語のガイドツアーに有料で参加できます。このツアーは、特定の日曜日や祝祭日を除く毎日、昼前から夕方まで催行されています。