チリ大学は 1842 年に創立されたチリ最古の高等教育機関。歴史的かつ建築史的に価値のある建物が多数残っています。チリの政治や科学において、重要な役割を果たしている大学です。首都に 5 つのメイン キャンパスがあり、総面積は 170 ヘクタール。大学にある博物館や劇場、講堂などを見て回りましょう。
チリ大学の前身は 1738 年に設立された王立サン フェリペ大学。19 世紀にチリ大学としてスタートします。キャンパスには歴史的価値のある建物が多数。一番有名なのはメイン ハウスでしょう。1863 年に建てられたもの。黄色い新古典様式のファサードが目を引きます。その他には、Turri Buildings に入るチリ大学劇場や、法学部の建物が見どころ。どちらも約 100 年前に建設されたものです。
大学にある博物館や美術館を巡りましょう。博物館では、ファーマシー ミュージアム、デンティストリー ミュージアム、ナショナル ミュージアム オブ メディシンなどが有名。美術館なら、現代美術館、アメリカン ミュージアム オブ ポピュラー アート、プラスチック アートのフアン エヘナウ エグジビット ホールがおすすめです。
Isidora Zegers Concert Hall を始めとする劇場もあり、コンサートが開かれています。上演スケジュールは、大学の公式ウェブサイトで確認できます。
この素晴らしい大学で働く地元の人や学生たちと交流するのも良いでしょう。学部と大学院を合わせて、約 4 万名の学生がここで学んでいます。
チリ大学はサンティアゴの中心にあり、近くにはたくさんの観光スポットがあります。大学を散策したあとは、マポチョ川の南にあるモネダ宮殿などにも寄ってみてはいかがでしょう。
チリ大学に行くには、地下鉄に乗り、ラ モネーダ駅とサンタ ルシーア駅の間のウニベルシダ デ チレ駅で降ります。大学前の通りには複数のバス停があるので、バスを利用しても便利です。
