米軍のスループ型砲艦であるコンステレーションは、アメリカの船舶の歴史を今に伝える米海軍の遺物です。3 本のマストで 100 年以上も航海した歴史のある木製の立派な戦艦で、現在は内部が見学できる体験型ツアーを実施しています。
1854 年に進水式を迎えたコンステレーションはまず、地中海艦隊に参加しアメリカの国益を守る任務につき、まもなくアメリカ アフリカ艦隊の旗艦として奴隷貿易船の取り締まりに貢献しました。その後、長年にわたって戦争時に活躍しましたが、1955 年に引退し、1797 年にボルチモアで造船された米フリゲート コンステレーションに似た造りに改装されました。その後長い間忘れ去られてきましたが、1999 年に修復されインナー ハーバーに戻ってきました。
まずは、船員が持っていた年代物の私物が展示された海事博物館を見学しましょう。博物館を抜けたら、第 1 ピアに停泊している帆船に向かい、パロット砲の発車時間を確認してから乗り込んでください。大人用と子ども用の音声ガイド機器があり、乗組員によるガイド ツアーも組まれています。4 つの甲板を歩き、戦時中の船員の生活がどのようなものだったか思いをはせましょう。砲撃演習に参加したり、マストのロープを引っ張ったり、重たいものを巻き上げて持ち上げるキャプスタンを動かしたりすることができます。船の操作が行われた上甲板を見たら、その下の砲列甲板と船長のキャビンに進みましょう。船腹まで下りると、325 人の乗組員のほとんどが寝起きしていた部屋が見られます。
週末には 6 歳以上の子ども向けのパウダー モンキー ツアーが開催されるので、ぜひ連れて行ってあげてください。デモンストレーションとアクティビティを通じて、戦時中、火薬庫から大砲まで火薬を運んだ小さな子どもたちについて学ぶことができます。
コンステレーションは毎日営業しており、子どもは割引料金が適用されます。歴史のある船をもっと見たければ、追加料金を払えば近くの米潜水艦トースク、米沿岸警備船カッター トーニー、灯台船チェサピークも見学することができます。駐車場は有料ですが、無料シャトルバスのチャーム シティ サーキュレーターが止まります。
