ガラス キューブの建物が目を引くシュトゥットガルト市立美術館には、現代美術の作品が 15,000 点以上もコレクションされています。有名ドイツ人芸術家のオットー ディックス、アードルフ ヘルツェル、ヴィリー バウマイスターなどの作品もあり、見応えばつぐん。最初の所蔵品は 1924 年に Count Silvio della Valle di Casanova から市に寄贈された印象派のコレクションでした。
作品は 5 つの階に展示され、うち 3 つの階では特別展が開催されています。2 本のトンネルが通っていた場所に、展示スペースの一部があるのには驚きです。
18 世紀から 19 世紀のドイツ絵画を鑑賞しましょう。作品数は膨大です。20 世紀初頭の画家でイラストレーターのヴィリー バウマイスターのコーナーは必見。彼は古典、現代、アヴァンギャルドの作品で有名です。スケッチ、絵画、プリントはもちろん、日記、手紙、記事なども展示されています。同時代の芸術家とのインタビューも聞くことができます。
芸術ツアーを一休みして、シュトゥットガルトを 360 度見渡せる屋上テラスへあがりましょう。
バウハウスで学んだフリッツ ヴィンターのコレクションもぜひ見てください。初期のスケッチから 1970 年代の晩年の作品まで 500 点を超える作品が展示されています。20 世紀後半の抽象芸術の作品や、マックス ビル、オーレリー ヌムール、マンフレート モールなどの具体芸術の作品も観賞できます。ネオン インスタレーション、マテリアル コラージュ、食品関連の彫刻など多彩な作品は見応えがあります。
シュトゥットガルト市立美術館は市の中心部にあり、キューブ型のモダンな建物の近くにバス、電車、地下鉄の路線がたくさん走っています。メーター式駐車場も徒歩圏内にあります。美術館はシュトゥットガルト市の環境ゾーン内にあるため、車で来館するには環境基準を満たすことを証明する緑色のステッカーを車に貼っておく必要があります。
シュトゥットガルト市立美術館は、月曜日と祝祭日を除いて毎日開館しています。夜の美術館の外観も見ておきたいところ。建物内のライトがガラスの外壁を美しく照らしています。