ストレルカ ツアーとアクティビティ

ストレルカ 表示 橋, 遺跡 と 河あるいは小川
サンクトペテルブルクの過去と現在が交錯するワシリエフスキー島。川に囲まれた便利な立地です。

"岬" を意味するストレルカは、島の観光の中心地。サンクトペテルブルクを見渡すにも、広大なネヴァ川をただ眺めるにも絶好のスポットです。絵葉書のような景色だけでなく、産業と経済の歴史が息づく場所でもあります。由緒ある建物を見学して歴史に触れましょう。

ロシアの皇帝がかつて冬の宮殿から眺めていたこの島も、サンクトペテルブルクならではの王室の繁栄を物語ります。壮大な証券取引所から美しいロストラの灯台柱まで、目を引く建築物がいくつも並んでいます。

まずは証券取引所から見学しましょう。ロシアの 50 ルーブル紙幣に描かれているおなじみの建物です。ネオクラシカル様式にギリシャ様式の影響を色濃く反映したトマ デュ トモンの作品で、イタリアのパエストゥムにあるヘラの神殿にヒントを得たといわれています。古代の世界をテーマにしていることは、三又の矛を持つ荘厳なポセイドン像がファサードを飾っていることからもよくわかります。

少し歩くとロストラの灯台柱があります。このドリス様式の円柱もトマ デュ トモンの設計です。ローマ発祥のロストラの灯台柱は、陥落した敵の船の船首を誇示するためのもの。この頑丈な柱は高さ 32 m もあり、ネヴァ川を見渡す位置に立っています。水をテーマにしていることは一目瞭然。基礎部分に据えられた彫刻は、ロシアの代表的な川であるボルガ、ドニエプル、ネヴァ、ヴォルホフなどを象徴しています。柱の部分にも錨や船首像のついた船首が施されています。

祝日の夜に訪れると、ロストラの灯台柱が炎に照らされて夜空に浮かび上がります。7 m もの高さにまで燃え上がる炎はぜひ写真に収めて。ネヴァ川に面したストレルカの立地を生かして、市内を一望できる絶景を堪能しましょう。ここからはペトロパヴロフスク要塞の尖塔と聖イサアク大聖堂の金色のドームが見えます。

サンクトペテルブルクの中心部に近いワシリエフスキー島へは公共バスが走っています。また、地下鉄の場合は、スパルチーヴナヤ駅が最寄り駅です。

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