聖イサアク大聖堂 ツアーとアクティビティ

聖イサアク大聖堂 表示 庭園, 花 と 教会あるいは大聖堂
サンクトペテルブルクの中心に君臨する大聖堂。眺めの良さと豪華絢爛な内観も魅力です。

壮麗な金色のドームが目を引く聖イサアク大聖堂は、サンクトペテルブルクでも必見の名所であり、街のシンボルでもあります。数百年にわたり重要な宗教施設として崇められてきた大聖堂は、今や観光客に大人気。豪華な装飾を鑑賞して、市内を一望できる展望台から写真を撮りましょう。

この大聖堂は現在の荘厳な姿で世界的に有名ですが、実はその 300 年あまりの歴史の中で何度も再建されています。初代の木造教会は洪水によって流され、二代目は落雷によって焼失しました。その後は後見者のエカテリーナ 2 世とパーヴェル 1 世、さらに建築家のアントニオ リナルディまでが相次いで亡くなり、再建事業が滞ってしまいましたが、フランス人建築家オーギュスト モンフェランが事業を引き継ぎ、1818 ~ 1858 年まで続いた工事の末に今日の大聖堂が完成しました。

大聖堂の象徴であるドームは、100 kg 以上もの金を贅沢に使った金箔張り。外観の他の部分も贅を尽くしています。1 本 80 トンもの重量がある赤い花崗岩の円柱が並ぶ柱廊に立ってみましょう。大理石もまたこの建物の特徴であり、花崗岩の壁はこのきらめく石で覆われています。

それぞれの柱廊の上には精巧なブロンズのペディメント。イヴァン ヴィタリとフランソワ ルメールが彫刻を手掛けました。北側のペディメントにはキリストの復活が、西側にはテオドシウス皇帝に祝福を与える聖イサアクが描かれています。

大聖堂の中に入ると、膨大な美術品で飾られています。カール ブリューロフが描いた、天使を伴った聖母マリアの 800 ㎡ に及ぶ巨大絵画は必見。また、最後の審判を描いた作品は、イエス キリストが教会へ通う信者たちを見下ろしている印象的な絵です。

300 段の階段を昇って大聖堂の展望台にたどり着くと、市内を一望できる素晴らしい眺めを楽しめます。この眺望だけを目当てに大聖堂を訪れる人も多いようです。

聖イサアク大聖堂は地下鉄アドミラルチェイスカヤ駅下車、徒歩数分です。この大聖堂で礼拝が行われることはほとんどなく、水曜日を除いて毎日一般公開されています。大聖堂と展望台はそれぞれ入場料がかかります。

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