チョルトニン湖 (Tjörnin) の湖水の反射光によって外観が強調された美しい建物が見えたら、それがレイキャビク市庁舎 (Ráðhús Reykjavíkur) です。チョルトニン湖 (Tjörnin) の美しい風景を写真に収め、建築構造に心奪われ、市庁舎のカフェや展示スペースに入って湖の景観と野鳥の群れを観察することができます。
レイキャビクは発展してわずか 200 年あまりの新しい都市であるため、市庁舎は 1992 年までありませんでした。レイキャビク市庁舎は Margrét Harðardóttir と Steve Christer の 2 人の建築家によって、湖の自然と近代建築の要素が調和するように設計されました。湖の周辺を散策して、湖面に浮かぶように建っているコンクリートの市庁舎の建物を見上げてみましょう。
地上階の入口からホールに入ると、そこがレイキャビクのダウンタウンエリアと市の西側を結ぶ遊歩道に組み込まれていることに気付くことでしょう。地上階を回って、空間を巧みに利用した展示スペースとインフォメーションデスクを探してみましょう。アイスランドの精密な地形が記されている巨大な地図のレリーフもお見逃しなく。その地図を見ながら今後の旅の予定を立てたり、既に訪れた場所の位置を確認してみてください。レイキャビク市庁舎の上階に行くと、そこには市長を始めとする市役所員のオフィスがあります。
市庁舎のカフェ、Café Öndin で、飲み物や軽食でひと休みすることができます。カフェからの素晴らしい景観と、湖面に浮かぶ水鳥を眺めて楽しみましょう。カフェには、寒い冬の時期を含め、四季を通じて景観を快適に楽しむことができるスポットが用意されています。歩道橋を渡って、Idno 劇場に行ってみましょう。
レイキャビク市庁舎は、チョルトニン湖 (Tjörnin) の北側にあります。レイキャビクのダウンタウンと海岸通りから徒歩で行くことができます。近くにバス停もあります。市庁舎には無料で入ることができますが、一部のイベントにはチケットが必要なこともあります。市庁舎から Cathedral of Christ the King までは徒歩 5 分、ハルパコンサートホール アンド カンファレンスセンター (Harpa Concert Hall and Conference Center) までは徒歩 12 分の距離です。