レコレタ墓地 ツアーとアクティビティ

レコレータ墓地は、ブエノスアイレスきっての富豪や著名人が眠る墓地として知られています。まるで小さな都市のように歩道は舗装され、霊廟や像、何列もの墓石が並んでいます。少し薄気味悪さがあるかもしれませんが、趣のある墓地で、ブエノスアイレスで最も訪れる人の多い観光地の 1 つに数えられています。また、アールデコ、ネオゴシック、バロックなど、さまざまな様式の建築物が見られることでも知られています。レコレータ墓地が造られたのは 1822 年のこと。現在、4500 基以上の墓石が納められており、そのうちの 90 基以上が国の文化財に指定され、アルゼンチン政府により保護されています。中には、アルゼンチンの歴代大統領やノーベル賞受賞者、エビータの愛称で知られるアルゼンチンで最も有名なファースト レディ、エバ・ペロンなど、誰もが知る著名人の墓石も納められています。また、1980 年代以降、墓地内にはたくさんの猫が住みついています。墓地の入口には立派な柱と繊細な作りの彫刻で飾られており、一歩中に足を踏み入れれば、まるで違う都市に来たように感じられます。道がさまざまな方向に枝分かれしているので、先に進む前に、墓地の入口にある管理事務所で地図をもらっておきましょう。 時間があるなら、自分のペースで散策するのがおすすめです。あまり人が訪れない墓石も、著名人のものと同じくらい興味深く、また人ごみを避けることもできるので、見て回ってはいかがでしょうか。そして、エビータのお墓は忘れずに訪れましょう。家族 5 人と一緒にエビータが眠るこのお墓は、特別贅沢に作られたわけではありませんが、今も熱心に彼女を支持する人や敬意を払う人によって、絶えることなく生花が供えられています。 レコレータ墓地で最も独特な墓石の 1 つ、リリアーナ・クロチャーティ・デ・ササックの墓石もお見逃しなく。そのほか、将軍の霊廟にも、入口の外に像が立てられた興味深いものが多く見られます。レコレータ墓地は、ブエノスアイレス北東のレコレータ地区に位置します。ダウンタウンからは複数のバスがこの地区まで走っています。レコレータ墓地は毎日開いていて、無料で入ることができます。