新ゴシック様式で造られた印象的なラドクリフ カメラ。現在は、ボドリアン図書館の閲覧室になっています。周りとは異なる円柱状の建物。とても目立つのですぐに見つけることができます。
「カメラ」とはラテン語で “部屋” を意味します。1747 年、建築家ジェイムズ ギブズの設計で建てられ、さまざまな用途に使用されてきました。独立した図書館であった時代もありますが、現在は大学の一部になっています。
建物の外部をよく観察してみましょう。とても印象的な形をしているので、オックスフォード大学でも特に人気の高い写真撮影スポット。英国初の円形図書館ということでも有名です。
ラドクリフ カメラに入れるのは、大学の学生と、ガイド ツアーの参加者だけです。ボドリアン図書館のツアーに参加して、中を見てみましょう。内部も建物の外見と同じく、荘厳な雰囲気。コリント式の支柱と、ペディメントのある窓によって、その荘厳さがさらに増しています。上の階も丸い壁に沿って蔵書の詰まった本棚が続いています。また、ツアーでは、ラドクリフ カメラとオールド ボドリアン ライブラリーをつなぐ地下トンネルにも行きます。
ここに来たら、近くの聖マリア聖母大学教会の塔にもぜひ上りましょう。そこからは、ラドクリフ カメラのドーム部分を目の高さで見ることができます。素晴らしい写真が撮れること間違いなしなので、カメラをお忘れなく。
ラドクリフ カメラは、街の中心部にあるオックスフォード大学のブレーズノーズ カレッジとオール ソウルズ カレッジとエクセター カレッジの間に位置します。この近辺には他にも、ボドリアン図書館、シェルドニアン シアター、聖マリア聖母大学教会など、素晴らしい見どころがたくさん。ラドクリフ カメラへ行くには、街の中心部までバスに乗り、そこから大通りに沿って東に数分歩きます。