クタブ シャヒ廟は、170 年近くゴールコンダ地方を支配した 7 人のクタブ シャヒ王が眠る壮大な霊廟です。1 つの一族の歴代の王を全員埋葬している霊廟は、世界のどこを探しても他にありません。さまざまな建築様式が見事に融合した洗練された廟で、荘厳な空気に浸りながら古代クタブ シャヒ家の歴史について学ぶことができます。近くのゴールコンダ フォートほど混雑していないので、ゆっくり見学することができます。
入口でガイドツアーに申し込み、クタブ シャヒ王朝や歴史的価値の高い王たちの廟について学び、ヒンドゥー様式、ペルシャ様式、パサン様式が見事に融合した建築物としてのすばらしさを堪能しましょう。カメラを忘れずにお持ちください。花崗岩で作られたメインの廟には立派なアーチが並び、屋根は巨大なドーム型をしています。
荘厳な廟を訪れ、見事な装飾の施された棺をご覧ください。この棺は象徴的なもので、この下に埋葬室が設けられています。廟のデザインや大きさはそれぞれ異なるので、1 つ 1 つ見て回りましょう。中でも特に注目なのは、ハイデラバードの創始者であるムハンマド・クリ・クタブ・シャヒ王の廟です。高さ 42.5 m (140 フィート) の立派な廟で、屋根に巨大なドームを冠しています。
敷地内には小さな博物館もあり、装飾の美しい花瓶から宝飾品まで、何世紀も昔の工芸品が展示されているので、こちらにもお立ち寄りください。複雑な装飾が施された塔とアーチが特徴のモスクも見学しましょう。
見学のあとは、敷地内を散歩して、芝生でピクニックするのもおすすめです。クタブ シャヒ廟は毎日朝から夕方まで開いています。観光客とインド国民とで入場料金が異なるので、ご注意ください。
ハイデラバードの西、イブラヒム バック地方に位置し、近くにはゴールコンダ フォートがあります。廟のすぐそばにはバンジャリ ダルワザ バス停留所またはグルシャン コロニー バス停留所があり、ハイデラバードからバスが出ています。