1854 年に建造されたポイント ピノス灯台は、現役の灯台としてはアメリカ西海岸でもっとも古く、美しいモントレー湾を望む場所に立ち、ときにドラマチックな変化を見せる美しい海岸線に囲まれ、国家歴史登録財にも指定されています。
コテージ風の可愛らしい灯台は、1848 年にカリフォルニアが合衆国に併合されて以降、連邦議会により建造された 7 つの灯台のひとつです。灯台の火は当初、鯨油を燃料としていましたが、1919 年に電気に変わりました。
ボランティアのガイドと一緒に灯台の敷地内を見て回りましょう。灯台守の居住区域でビクトリア様式の居間などを見学してから、階段を上ります。監視塔の高さは 27 m (89 フィート) です。建造当時に使われていたフレネル レンズが発する光線は、最大 27 km (17 マイル) 沖からも見ることができました。
建物と同様に興味深いのが、歴代の灯台守たちの逸話です。たとえば最初に灯台守を務めたチャールズ レイトンは、1855 年、悪名高い無法者を追いかける保安官の捜索隊に加わって凶弾に倒れたそうです。
灯台の下に延びる海岸線はアジロマー州立海洋保護区の一部で、小道、岩石層、潮だまりがあり、点在する小さなビーチは日没を眺めるのにぴったりです。
ポイント ピノス灯台はパシフィック グローブの突端に位置しています。モントレーからは車で約 15 分の距離です。モントレーから灯台のすぐ近くまでバスが運行しています。最寄りで食事や飲み物を出している施設は、灯台から道路を挟んで向かい側にあるパシフィック グローブ ゴルフ リンクスです。公衆トイレは徒歩 15 分の距離にある、ピクニックに最適なラバーズ ポイントにあります。
灯台は木曜日から月曜日にかけて公開されます。入場に際しては少額の寄付を求められますが、義務ではありません。