第二次世界大戦や朝鮮戦争などで使用された 30 機以上の戦闘機が展示されている太平洋航空博物館。飛行シミュレーションのコーナーでは、戦闘機の操縦を疑似体験できます。真珠湾攻撃に関わった、日米両軍の兵士たちのエピソードも紹介しています。日本軍の標的となったタワーなどの建造物も見学できます。
太平洋航空博物館は、真珠湾攻撃の主戦場となったフォード島の 6.5 ヘクタールの敷地に広がる博物館。2 つの格納庫に分けて展示が行われています。
まずは格納庫 37 から。1941 年 12 月 7 日の真珠湾攻撃の様子が分かるショートフィルムを見た後、メインの展示スペースに進みます。ここには、日本軍の本物の零戦が空母の甲板の上に展示されています。真珠湾攻撃で不時着した零戦パイロットの末路についても知ることができます。
爆撃機 SDB ドーントレスや F4F ワイルドキャットなど、第二次世界大戦で使われたアメリカ海軍の戦闘機が展示されています。続いて格納庫 79 へ。ニューギニアの湿地から引き上げた爆撃機 B-17 を修復したものなど、たくさんの航空機を見学でき、ベトナム戦争で使われた車両も数台展示されています。格納庫 79 には、復元のために一時的に格納されている機体もあります。
飛行シミュレーターで飛行機の操縦体験ができるのでチャレンジしてみましょう、操縦の興奮でお腹が空いたら、敷地内にあるレストランへ。軽食やスナックが幅広くそろっています。
太平洋航空博物館は、感謝祭、クリスマス、元旦を除いて毎日開館しています。入場は有料。ガイド付きツアーや飛行シミュレーターは別料金です。 フォード島へのアクセスはシャトルバスのみ。市バスを利用するか、車の場合はシャトルバス乗り場近くに無料駐車場があります。オアフ島側のパールハーバー ビジターセンターにシャトルバス乗り場があります。