オコンネル橋は、ダブリンを流れるリフィー川で特に立派な建造物。ダブリンの中心部にあり、リフィー川の両岸をつないでいます。3 つのアーチが印象的な 1794 年竣工の橋です。川岸から、橋と合わせてダブリンの街並みを写真に収めましょう。
橋に設置された黒いランプ型の街灯がエレガント。堂々とした橋げたや、3 つの半楕円型のアーチも特徴です。橋の上部を飾るのは、砂岩製の欄干。夜になると、アーチの内側が緑色の照明で照らされ川面に美しく反射し、欄干に白い光が灯されます。
オコンネル橋は 19 世紀に大幅に改築され、幅が元の 3 倍になりました。現在の橋は 45 m の長さに対して幅が 50 m あり、複数車線と歩道が通っています。
パット ノイズ神父に捧げられた飾り板を探してみましょう。この神父は不審死を遂げたという設定の架空の人物で、いたずらでこの飾り板が取り付けられました。
橋の北から先がオコンネル通り。通りに入ってすぐの銅像は、19 世紀に活躍した政治家、オコンネルの像です。カトリック教徒解放運動に取り組んだ政治家として知られています。
オコンネル通りを北に進むと、高さ約 120 m のダブリンの尖塔があります。世界でも有数の高さを誇るモニュメントは、人や車の流れや、19 世紀の労働組合のリーダー、ジム ラーキン像の向こうに、遠くからでもはっきり見ることができます。
オコンネル橋には歴史が詰まっています。当初は、当時のアイルランド総督にちなんでカーライル橋という名でした。1794 年にできた元の橋を設計したのは、アイルランドを代表するイギリス人建築家ジェームズ ガンドン。1880 年の再建時にはビンドン ストーニーが設計を担当しました。橋の上に立つと、上面がほぼ正方形になっているのがわかります。
徒歩の場合も、車でも自転車でも、通行料は無料。24 時間通行できます。
オコンネル橋は、ハーフペニー橋の東側、ロージー ハケット橋の西側にあります。ハーフペニー橋までの川の南岸がアストン キー、ロージー ハケット橋までがバーフ キー。橋の北側から先が大勢の人でにぎわうオコンネル通りです。ダブリンの中心部なので、バスも数多く運行しています。