マーケット ホールはシュトゥットガルトで最も有名なマーケットのひとつ。ここで美味しい特産品を探したり、エキゾチックなスパイスを試食したり、新鮮な花を買ってみたり。大きなアール ヌーヴォー様式の建物の正面はとても上品。中に入ると、2 つの階にお店が並んでいます。
このマーケットは 1914 年にオープンしました。かつての青果倉庫の跡地にあります。戦争による損壊や年月による劣化にともない改装を重ね、最近では 2004 年に大規模な改修工事が行われました。
まずは 1 階の小売スペースを回りましょう。数え切れないほどのお店が並び、狩猟肉、鶏肉、新鮮な果物、生花、パン、さらにセルビア、イラン、インド、ギリシャ、トルコなどの各国の名産品まで売られており、何でも揃いそうな勢いです。試食を用意しているお店もあるので、見たことのない食材に挑戦してみましょう。
2 階に上がるとインテリア用品、紅茶、コーヒー、美術品、宝飾品などを売るショップが並んでいます。1 階を見下ろせば生き生きと売り買いが行われており、上を見るとホール全体を覆う巨大なガラスの天井に目を奪われます。マーケット全体を見て回るには、数時間は確保しておく必要があります。
2 階のレストランでは食事を楽しめます。イタリア料理や地中海料理、さらにシュワーベン料理のレストランもあります。郷土料理のシチュー、スープ、シュペッツレ (卵麵の一種) もぜひ食べてみてください。1 階のスペイン風タパス バーの屋外テラスもおすすめです。
マーケットは月曜日から土曜日まで、早朝から午後までオープンしています。ガイド付きツアーでは建物の歴史が説明され、さらに地下の貯蔵エリアを見学できます。ツアーはドイツ語で行われ、参加費が必要です。英語のグループ ツアーも事前予約をすれば開催されます。詳細についてはマーケット ホールのウェブサイトをチェック。
マーケット ホールはシュトゥットガルトの中心部、マルクトプラッツとカールスプラッツの間にあり、公共交通機関の利用が便利です。マーケットの建物正面にはメーター式駐車場があります。