橋や水路、花壇、墓や中世の遺跡に囲まれ、静かにリラックスできる公園で、少しの間、街の喧騒 (けんそう) を忘れてみませんか。
活気あるニューデリーの中心に位置するロディ ガーデン。にぎやかで気ぜわしい街の中で静かな空間を作り出しています。地元の人たちに人気のピクニック スポットで、朝のウォーキングやジョギングにぴったりの場所です。ニューデリーにあるこの広大な緑のオアシスは、15~16 世紀にサイイド王朝とロディ王朝によって設けられました。 木々の下でくつろいだり、園内に住む多くの鳥たちの声に耳を傾けたりして、のんびりとお過ごしください。自生種の中には情報がラベル表示されたものもあるので、インドの植物について知ることができます。 園内を散策して、庭園の景観と共存するさまざまな建築様式をご覧ください。中庭の周辺には中世の遺跡や巨大な石造りのドームがあり、サイイド朝最後の君主であるムハンマド・シャーの墓など、数多くの霊廟があります。もう 1 つの興味深い建築物がアートプーラ橋。「8 つの橋脚」を意味する名前のとおり、8 つの橋脚を持ち、穏やかな水路の上に 7 つのアーチを描く石橋です。この庭園の中にある国立盆栽公園には、矮性の草木が集められており、地元では夕暮れ時の柔らかい光のもとで見るのが一番美しいとも言われています。1~2 時間たっぷりと時間を取って、このロディ ガーデンを散策し、有名な建物を見てはいかがでしょう。暖かい日に緑の芝生の上で日光浴をしていると、あっという間に数時間がたち、1 日中でも過ごすことができます。この庭園はカーン マーケットに近いので、周辺には多くの店やレストランがあります。街のどの場所からでも行きやすい庭園です。バスならロディ ロード クロッシングで降りて、そこから徒歩で 5 分足らず、最寄りの地下鉄駅からは徒歩 20 分です。