雪を頂いた名峰の下に広がる氷河の世界を抜けて、ユングフラウヨッホまで登山鉄道に乗りましょう。ユングフラウとメンヒの壮大な山々に挟まれたこの氷河は「ヨーロッパの頂上」と呼ばれ、標高 3,466 m (11,371 フィート) の高さを誇ります。
インターラーケン、グリンデルワルト、またはヴェンゲンからユングフラウ鉄道に乗り込むと、雲の上の旅が始まります。乗車中、アイガー山とメンヒ山を突き抜ける非常に長いトンネルを通ります。列車は、途中 2 か所に一時停車します。そこには、岩を切り抜いて開けた展望用の窓があり、素晴らしい風景を眺められます。
終点はヨーロッパで最も高い位置にある鉄道駅です。海抜 3,454 m (11,332 フィート) で、駅舎は地下に造られています。ここからはエレベーターに乗って、世界で最も標高の高い天文台のひとつ、スフィンクス展望台に直行します。展望台のテラスから見渡す景色はまさに絶景です。アルプス最大のアレッチ氷河をご覧ください。120 km² (46 平方マイル) を超える広大な氷河です。
ユングフラウヨッホのもうひとつの目玉は氷の宮殿です。この巨大な氷の洞窟は、1934 年に地元のガイドがアイスピックで削り始めたのがきっかけでした。アーチ型天井の部屋を見て回り、数多く飾られた氷の彫像を鑑賞しましょう。
ユングフラウヨッホでは、スキースクールで腕を磨いたり、ハスキー犬が引く犬ゾリに乗ったりすることもできます。おなかが空いてきたら、レストラン「トップ オブ ヨーロッパ」で、息をのむような眺望と食事を楽しみましょう。
インターラーケンから乗車した場合、登山鉄道の所要時間は片道 2 時間半です。ユングフラウヨッホの景色とアトラクションを楽しむには少なくとも丸 1 日かかると想定しておきましょう。ユングフラウ鉄道は年中無休で運行しています。最終便が氷河の近くの駅を出発するのは夕方です。
6 歳未満のお子様は無料、6 ~ 15 歳でも「ジュニア カード」があれば無料で乗車できます。このカードは、鉄道の駅でお求めになれます。