ギュルハーネ公園はボスポラス海峡とマルマラ海を見下ろす、イスタンブル旧市街内の公演です。もとはトプカピ宮殿の外苑として築かれましたが、1912 年に公開され、広く一般の憩う場となりました。園名に冠された「ギュルハーネ」は「バラの館」の意味で、巨大なバラ園として設計されました。伝統的な庭園で海を眺めながらお茶を楽しんだり、スルタンの宮殿を見学したり、博物館を回ったりして過ごしましょう。
にぎやかな街路を離れ、1800 年代に植えられた園内のプラタナスの木陰でくつろぎましょう。広い歩道をたどって、色とりどりに咲き乱れるバラを眺め、水を生かした園内装飾を見て回りましょう。ここにはトルコ共和国の建国に貢献した初代大統領ムスタファ・ケマル・アタチュルクの像、ローマ人がゴート族に対する戦勝記念に設けた列柱もあります。
園内の芝生でのんびりピクニックを楽しんだり、随所にある売店で飲み物や軽食を購入したり、北東のティーガーデンやカフェに入り、紅茶やコーヒーを注文して、ボスポラス海峡からマルマラ海まですっきり開けた水景を楽しんだりしましょう。
公園を後にする前に 1459 ~ 1478 年建設のトプカピ宮殿を訪ねましょう。宮殿の中庭を散策し、宝飾品や式典用ローブ、武具、陶磁器オスマン帝国の豊かさを実感しましょう。この宮殿には後宮など、スルタンの豪しゃ極まりない暮らしぶりがしのばれる例が多数残されています。公開時間とツアー料金の詳細については宮殿の公式 Web サイトでご確認ください。
イスタンブルイスラム科学技術史博物館には、未来の発明家たちが大喜びしそうな教育的展示が詰まっています。水時計、ローズウォーター蒸留装置など、イスラム世界が歴史上生み出してきたさまざまな機器が復元され、火曜日を除く毎日、少額の入場料で公開されています。
エミノニュ半島にあるギュルハーネ公園は、イスタンブル旧市街から歩いてすぐ。公園の入口近くにバス、路面電車といった公共交通機関の停留所があります。