ノーマ フリードリッヒ ワードが 72 ヘクタール (180 エーカー) ものテキサス ヒル カウンティーを一般市民に寄付した際、彼女が望んだのは、この土地が、人々が都会の生活から逃れてリラックスできるサンクチュアリとして利用されること、でした。
今日、フリードリッヒ自然保護公園 (広さ 97 ヘクタール / 240 エーカー)は、サン アントニオのダウンタウンの北、車ですぐの所に位置しています。そのエリアに自生している植物や野生動物を保護するだけでなく、都会の忙しい生活から逃れてきた地元っ子や観光客たちの憩いの場として親しまれています。森林と峡谷は、ゆったりとした一日を過ごすには最高の環境です。
明確にマークされた 8.8 ㎞ (5.5 マイル) のトレイルは、それぞれ難易度によって 1 から 4 までレベル分けされ、車椅子やベビーカー連れの人々にも楽しめるように配慮されています。丘陵地であるため、レベル 4 になるとかなりの急斜面になり、トレイルの終点に辿りつくには約 1 時間ほどかかります。丘陵地で最も高い地点からは、サン アントニオの市街地の美しいスカイラインを眺めることができます。
ズグロモズモドキやキホオアメリカムシクイ など、絶滅危惧種も数多くいることから、フリードリッヒ自然保護公園には世界各国からバード ウォッチング愛好家が集まることで有名です。鳥だけではなく、オジロジカ やミチバシリ、アライグマなどの野生動物もお見逃しなく。
各種テーマに沿って、詳しいガイド付きのハイキングもあります。特に人気のテーマは「蜘蛛」、「秋の色」、そして「化石」などです。詳しい情報は、サン アントニオ パークス アンド レクリエーションのサイトをご確認ください。なお、スケジュールの確認とご予約は早めにどうぞ。
自然保護区内にレストランはないため、食べ物は持参必須です。しかし、ピクニックにぴったりの素敵なスポットならたくさんあります。フリードリッヒ自然保護公園は、忙しい日々からの逃避行にはもってこいですが、自転車やスケートボード、スクーター、ローラーブレードの持ち込みは禁止、さらに喫煙やキャンピング、ペット連れも禁止されています。