フロリダ通りは、ブエノスアイレスで最も有名なショッピング街です。さまざまな種類のショップが軒を連ねる歩行者天国で、お土産を買いに多くの旅行者が訪れます。ずらりと並ぶ革製品専門店や露店で買い物を楽しんだり、ストリート パフォーマーの芸を眺めたりしましょう。ここでは、公式通貨のペソよりもドルで払った方がお得に買い物ができます。街の中央という便利な立地とお店の種類の多さから、ブエノスアイレスを訪れた旅行者は必ずこの通りを訪れます。
歩行者天国になっていて車の騒音に邪魔される心配はないので、ゆっくりと買い物をお楽しみください。露店で買い物をする際は、値切り交渉をしましょう。一部のショップでも応じてくれるところがあります。ここではドルで交渉した方がお得になる場合があります。アルゼンチンはインフレが続いているため、お店は特にドルやユーロなどの外貨を獲得したいと思っているのです。
旅行者の多くは、公定為替相場よりも高く両替できる「ブルー」と呼ばれる非公式の為替相場でドルをペソに両替しています。この行為はよく行われていますが、正式には違法とされています。また、偽造通貨をつかまされる危険性もあるのでご注意ください。
市内には他に安く買い物が楽しめるエリアがありますが、フロリダ通りは歩行者専用通りであるうえ多数のショップが集まっているためとても便利です。また、日本よりもお得に買えるアイテムが多数そろっています。お買い物の際は、「グローバル リファンド タックス」(免税システム) に加盟しているお店を探しましょう。空港で 20% が返金されます。レシートは必ず取っておくようにしてください。
大勢の人が集まる場所に行くと、ストリート パフォーマーがタンゴを踊っていたり、ドタバタ喜劇を披露していたり、人間銅像が立っていたります。買い物のついでにのぞいてみましょう。通りにはレストランもたくさん並んでいるので、おなかが空いたら一休みしましょう。
このエリアのショッピング街としての歴史は 19 世紀後半にさかのぼります。全面歩行者天国になったのは、1971 年のことです。
フロリダ通りは、ブエノスアイレス市街地の港の近くに位置し、サンマルティン広場の南側の入口から長くのびています。街の各所から出ているバスに乗ってレティーロ地区まで行き、フロリダ通りまでの行き方を尋ねてください。通り沿いにある複数の駅まで地下鉄で行くこともできます。