朝から晩まで一週丸々東大門市場で過ごしたとしても、市場内全てを回ることは不可能です。何せここには、26のショッピングモールと30,000店舗と50,000の製造業者が10 の街区にわたって集まっている程。よって、大まかにくくれば必要な物は全て手に入ります。生地にジュエリー、スポーツ用品やおもちゃ。特にファッション系の商品を得意としている市場なので、地元の人も観光客も洋服を買いに向かいます。
東大門市場に着きましたら、まず場内地図を手に取って、目を通し、市場のレイアウト（地理）に慣れましょう。東大門市場は大通りでセクション1と2の二つに分断されています。
セクション1は、斗山（ドゥータ、Doosan）タワーやミリオレ、ハローapMなどのショッピングモールがある方です。これらのビルには観光客向けに現金の両替屋があり、英語をはじめとした韓国語以外の言語にも対応しているインフォメーションカウンターもあります。また、個人客向けの商売なので卸売によるまとめ買いではなく、一点ずつ選んで購入することが可能です。
一方でセクション2は業者向けです。卸売で大量の商品が捌かれ、取引が行われています。こちらも観光スポットとして一見の価値があるので時間があるときに足を延ばしてみてください。また、こちら側には、デザイナーズクラブ、ミリオレバレーやヌージョンなどのファッションモールもあります。試着室はなく、商品の交換も返金も受け付けておりませんのでご注意を。
本が大好きな方は、古本や英語の珍しい本を割引価格で手に入れることができるPyeonghwa Market一階へ足を運んでみてください。グルメな方は、スープ、かまぼこに焼き魚などを提供する飲食店が所狭く並んだMukja Golmokへ。韓国のB級グルメを堪能してみましょう。
東大門市場へは、地下鉄東大門歴史文化公園もしくは、東大門駅下車。市場は早朝から正午過ぎくらいまで営業している店が多い中、24時間営業の店舗もあります。休業日は月曜日と祝祭日です。
