砂漠国立公園では、人っ子一人いない静寂に満ちた砂漠の自然の美しさを味わえます。絶え間なく変化する景色に圧倒され、星空の下で眠り、砂漠に点在する村を訪ねて、ラージャスターンの文化を鑑賞しましょう。ゆったりとラクダの背に揺られ、冒険に満ちあふれた砂丘攻略のツアーが楽しめます。インドとパキスタンにまたがる広大なタール砂漠の一画が砂漠国立公園に指定されています。
国立公園内を巡る方法として人気なのがキャメル サファリ。派手な布をまとったラクダに乗って、なだらかなうねりを見せる砂丘と広大な不毛の平原を旅します。太陽の動きに合わせて砂漠が刻一刻と姿を変えます。日の出や日の入りの頃に展望台へ行けば、まるで魔法にかけられたかのような絶景を見ることができます。ガイドが、この地の文化や砂漠での過酷な生活についても説明してくれます。
スリルいっぱいの冒険を楽しみたいなら、4 WD サファリに申し込みましょう。広大な砂丘を疾走するので、車にしっかりつかまってください。ドライバーが、公園の奥深く、砂漠が延々と続く場所まで連れて行ってくれます。
ここでは、さまざまな野生生物を見るチャンスがあります。鳥類だけでも 100 種を超え、ノスリ、ワシ、ハヤブサ、ハゲワシなどがいます。インドオオノガンなどの希少種も探してみましょう。運がよければ、ブラックバック、スナネコ、インドガゼル、ベンガルギツネにも出会えるかもしれません。
この国立公園のツアーの多くは、コースに砂漠の村や野営地も含まれています。伝統的なカルベリア ダンスを見たり、たき火で調理するラージャスターン料理をいただいたり。テントや、わらぶき屋根と泥壁のバンガローに宿泊したり、星を眺めながら外で眠ったりもできます。
砂漠国立公園は、ジャイサルメールから車で約 1 時間。ジャイサルメール、またはクーリーとサムの村から、日帰り旅行または泊まりがけのツアーがあります。旅行業者は強引に勧誘することで知られています。ツアーに申し込む場合は、何社か比べることをおすすめします。
砂漠国立公園は 1 年中いつでも行くことができますが、夏季は酷暑を覚悟しましょう。日中もあまり温度が上がらず、夜は涼しくなる 11 月から 2 月がおすすめです。日が暮れると気温がかなり下がるので、宿泊する場合は防寒着をお忘れなく。