セラミック センターで 35 m (115 フィート) ある陳列棚を眺めて歩くと、マーストリヒト各地から集められた陶器、ガラス製品、考古学上の発掘品などがこの街の歴史を教えてくれます。美しい日本の浮世絵版画の展示を眺めたり、図書館で本を借りて「リーディング カフェ」で読んだりしましょう。年間を通して開催されているイベント、ワークショップ、講演に申し込むのもよいですし、建物を歩き回ってこの印象的な現代建築を鑑賞するだけでもおすすめです。
セラミック センターを設計したのは建築家のヨー クーネンです。この建物はマーストリヒトにおける現代建築の最高例のひとつですが、常設展示で扱っているのは産業革命時代のマーストリヒトです。マーストリヒトはオランダで最初に産業革命が始まった都市なのです。また、このセンターでは美術展、コンサート、講演会などが定期的に催され、マーストリヒトの文化的中心のひとつとして機能しています。
歴史遺産の展示を眺めると、オランダで産業革命が始まるときにマーストリヒトがどんな役割を果たしたかがわかります。常設コレクションとして陶器、ガラス製品をはじめ、リンブルフ州各地で見つかった考古学的発掘物などが多数展示されています。美しい色彩を持つ 19 ~ 20 世紀の浮世絵版画もあります。
さまざまな美術品を楽しみながらセンター内を回りましょう。タウン ホールに置かれた 12 m (35 フィート) のイルカ、陶器のかけらで作られた蝶は特に見る価値があります。
定期的に開催される無料展示もおすすめです。毎年開催される世界報道写真展、現代美術展などがあります。定例コンサート、講演会、ワークショップに参加してもよいでしょう。
セラミック センターはたくさんの大きな窓によって、明るく広々とした空間を演出しています。くつろげる雰囲気を楽しむなら、図書館で本を借りてリーディング カフェに行くのがおすすめです。
セラミック センターは街の中心部にあるセラミック通りに位置しています。特に定められている場合を除き、展示は無料です。センターの休館日は毎週月曜日です。