ベンラート城は、デュッセルドルフ郊外にあるピンク色の豪華な宮殿。壮麗な建物を案内してくれるガイド ツアーが用意されています。また、ツアーでは、ガーデニングや自然史に関するミュージアムも見て回ります。興味深い歴史や地元の文化における宮殿の位置づけについて学びましょう。
メインの建物のバロック様式の装飾は、息を飲むようなすばらしさ。ピンクがかったファサードと灰色の屋根が印象的です。両側に立つ、似たようなデザインの建物は、かつては使用人の住居として使われていました。
ロココ調の庭園は 60 ヘクタールに及ぶ広さ。宮殿の目の前に広がる広大な池は、撮影スポットとしてもうってつけです。庭園は、フランス庭園、家庭菜園、オレンジ園などに分かれています。庭園を彩る野草や低木、その他の木々もじっくり見て歩きましょう。
ガイド ツアーに参加すれば、宮殿の歴史やどのように使用されてきたかを大まかに知ることができます。建設は 1700 年代の終わり頃。後期バロック様式で建てられた離宮でした。選帝侯カール テオドールの狩猟用兼夏の別荘として使われていました。
メイン ホールのさまざまな部屋に、当時の調度品が数多く残されています。2,500 年の歴史を持つヨーロッパのガーデニングを見ることができる庭園美術館は必見。東棟の自然史博物館の展示も見てみましょう。
博物館と美術館は、火曜から日曜の午前から夕方までオープン。1 日券に、ガイド ツアーと、博物館および美術館の入場料が含まれています。
ベンラート宮殿は、デュッセルドルフの南東部、ベンラート地区にあります。市街地からトラム、地下鉄、バス、鉄道のいずれかに乗って、デュッセルドルフ ベンラート駅で下車。車で行く場合は、敷地内に何か所かある駐車場を利用できます。スポーツパーク ニーダーハイト、ライン川、エルブロイヒ パークなど、近隣の見どころも併せて訪れてみましょう。