モナリザの顔に眉毛を描いたり、今にも崩れそうな渓谷にかかる不安定な橋の上でバランスを取ったり。アユタヤの遺跡の中で写真をとったり、色鮮やかな熱帯魚が泳ぐ深海の洞窟でダイビングをしたり。アート イン パラダイスでは不可能なことはありません。ここは、優秀な 3D アーティストが、たくさんの有名な絵や雰囲気のあるシーンに命を吹き込んだ素晴らしい美術館です。100点 以上の 3D ペインティングや壁画が観賞できます。
アート イン パラダイス体験型美術館の発案者は、韓国人ビジネスマンのシン・ジェ・ヨル。10 人のアーティストと一緒に古いナイト クラブをタイで最も独創的な観光名所の 1 つに生まれ変わらせました。
美術館は 10 のゾーンに分かれていて、さまざまな種類の作品が楽しめます。たとえば、カモフラージュ ルームには錯覚を引き起こし、見る人を混乱させるマジカルアイを使った絵が展示されていて、あっと驚かされます。動物や恐竜、森を描いた壁画も、本物そっくりで素晴らしい完成度です。
一番の楽しみで誰もがやるのが、絵画の「中」に入って写真を撮ってらうことです。絵は目を見張る程実物そっくりに描かれているので、天使のポーズをとったり、ゾウにエサをあげたり、深い渓谷をのぞきこんだりしてリアルな写真が撮れます。そんな写真があれば、旅のアルバムもより楽しいものになります。クラシカル アート ルームも人気のスペース。ダ・ヴィンチの「モナリザ」やダリの「記憶の固執」など有名絵画の 3D作品が多数展示されているので、絵の前で作者になりきったポーズや大胆なポーズをとって写真におさめてもらいましょう。
週末になると観光バスでたくさんの観光客が押し寄せ大混雑するので、訪れるなら平日がおすすめです。早い時間に到着すれば、好きな絵の前で写真を撮ることができます。写真を撮る枚数によって所要時間は異なりますが、全館まわるには 2 ~ 3 時間はかかるでしょう。疲れたら、出口のそばにある小さな喫茶店で一休みできます。
アート イン パラダイスは年中無休。場所は、北パタヤ近くのセカンド ロード沿いです。ここまではソンテウ (乗合タクシー) が便利。ご自身で乗り物を運転してくる場合は、美術館の近くに止めましょう。観光客と地元の人では料金が異なるのでご注意ください。