アニチコフ宮殿 ツアーとアクティビティ

アニチコフ宮殿 フィーチャー シャトーあるいは宮殿 と 屋内の眺め
壮麗な建築美と興味深い歴史を誇るかつての宮殿。現在では小さな博物館になっています。

現在では公式名をサンクトペテルブルク国立青少年創造宮殿というアニチコフ宮殿は、かつては皇帝一族の豪奢な居城でした。現在は青少年会館として 16,000 名を超える若者を対象にワークショップやクラブが開催され、有名高校の校舎としても利用されています。小さな博物館を見学すると、ロシアの皇帝一族のエリートの絢爛豪華な暮らしぶりが垣間見えます。

宮殿の壮大な造りは、ロシア生まれのミハイル ゼムトフやイタリア人のフランチェスコ バルトロメオ ラストレッリなど何人もの建築家が関わった結果です。1750 年に完成したこの宮殿は、エリザベータ女帝から愛人のアレクセイ ラズモフスキーに贈られたもの。後に女帝エカテリーナが購入し、自らの愛人グリゴリー ポチョムキンに贈りました。

宮殿の外を歩いて、ネオクラシカル様式の外観の細密なデザインをじっくり鑑賞しましょう。このファサードは建設当時のものではなく、ポチョムキンの命により 1770 年代に付け加えられたものです。内部には、ロシアの宮殿によく見られる豪奢な調度品と壁面画を今も残す部屋があります。博物館は小ぢんまりとしていますが、この豪奢な建物での暮らしがどのようなものだったのかを感じるには十分な内容です。展示されている豪華な装飾、アンティークの調度品や仕上げ材を見れば、ロシアの特権階級による贅沢ざんまいの暮らしぶりが容易に想像できます。

宮殿の外から、宮殿の名前の由来となったアニチコフ橋が見えます。フォンタンカ川に架けられたこの橋は、両岸の 4 か所に建てられた有名な馬使いの像が目印です。

アニチコフ宮殿はサンクトペテルブルグの幹線道路であるネフスキー大通りに面し、地下鉄ガスチーニィ ドゥヴォール駅から歩いて数分の距離です。開館日は月曜日から土曜日まで。入場は有料です。開館時間は変更される場合があるため、訪れる前に博物館が開館していることを確かめることをお勧めします。

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